英語ができても国際人ではないが、こんなことで得をする

英語ができると得をする

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「単に英語ができても国際人ではない」という言葉を今までに何度も聞いてきました。

「これからの日本では英語がますます重要となる」という議論に付随 (ふずい) しているパッケージのようなセリフになっている気さえします。

確かに英語ができても自動的に国際人になれるわけではありません。

ただし、英語ができると確実に以下の面で得をします。

  • 視野が広がる
  • 就職先に困らない

ひとつずつ見て行きます。

視野が広がる

以下の表を見てください。

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画像:Percentage of Internet Content for Users by Language

これはインターネット内のコンテンツで使用されている言語の割合です。

何年のデータか書かれていないのが少し残念ですが、毎年ほぼ同じような推移なので、上の表が現在のデータと大きく異なるということはないでしょう。

英語が圧倒的というのが一目瞭然です。

ネット内の情報の大半は英語で占められているです。

私自身、何か調べものがあるときに Google USA で英語で検索をするということは日常茶飯事です。

特に英語の意味合いを調べるときに、Yahoo! Japan の検索エンジンで日本語で調べるというようなことはまずしません。

理由は簡単。

ネイティブの方が書いた内容のほうが信頼性が高いので、日本語で検索するメリットがありません。

話が変わりますが、2016年の大統領選挙でトランプ氏が当選しました。

私は選挙期間中、アメリカ人の人たちが日々 YouTube に投稿する彼の演説を観ていました。

日本では、彼が言い放った暴言とも取れるような発言のところだけをつまみ食いする形で放送していましたが、そういった発言は演説中のごく一部です。

全体ではむしろまともな発言が多いというのが、私の率直な気持ちでした。

ですので、私が考えるトランプ像と日本のメディアが伝える彼のイメージとの間に乖離 (かいり) があり、トランプ氏自身が言っていたように「あまり公正な報道ではない」ように思えました。

以上は2016年11月27日放送の『そこまで言って委員会NP』の一部抜粋です。

フリージャーナリストの木村太郎さんが「トランプの外交演説を聞いたか、読んだか」ということを番組の参加者に問いかけていますが、まわりは沈黙です。

もしかしたら、番組の演出上、そのように編集しているのかもしれませんが、それは分かりません。

ただし、おそらく本当に聞いてもなければ読んでもないのではないでしょうか。

木村太郎さん自身はアメリカ生まれで、日本での生活が基本となっているせいか、英語の能力はネイティブレベルではないものの、問題なく使いこなせるレベルだと思います。

結果として、アメリカ政治を見る視点が明らかに他のコメンテーターの方たちとは違います。

もちろん、英語ができたからといってアメリカ政治の今後の展望を全て言い当てるのは不可能でしょう。

ただし、メディアという歪んでいる可能性のあるレンズを通さずに物事が見れるというのは、それだけで強みです。

多忙なコメンテーターや評論家の方々にも多少は英語を学んでいただきたいと思っております。

このことについては「ドナルド・トランプ氏の頭はおかしくない – 彼の演説の趣旨を整理してみる」にて記しているので、興味がある方はそちらをご覧ください。

これらの話を通してなにが言いたいのかというと、英語ができると今まで見えなかったものが見えてくるということです。

つまりは上で述べたように「視野が広くなる」ということで、少しではなく圧倒的に広がります。

就職先に困らない

英語ができると就職先の幅が広がります。

ただし英語ができると言っても英検2級とかではあまり役に立たないでしょう。

企業が求める英語スキルのレベルは様々ですが、TOEICスコア900以上を保持していると、相手に与える印象が格段によくなるというのが私の印象です。

たまに「TOEICスコア860以上」を求めている企業が存在しますが、なぜ860以上かと言うと、単純に A判定と呼ばれる最上位のレベルが860 ~ 990だからです。

TOEIC® Listening & Readingスコアとできることの目安
画像:TOEIC – スコアの目安

TOEICスコア900以上を保持しているのに、実際の英語の能力は大したことがないという人は大勢います。

上の画像の内容もあくまで「目安」です。

つまり TOEIC というのはその人の真の英語力を見極める物にはなり得ないのです。

ただし、それは議論の本質ではありません。

「企業が TOEIC を英語力を測る物差しとして使用している」という事実がある以上、TOEIC で高得点を保持していることは絶対的に有利なのです。

本当のことを言ってしまうと「就職先に困らない」というのは表現としてはオーバーかもしれません。

特に新卒の方々の就職活動において企業側が求めるものは、いつの時代も「コミュニケーション能力」などの人間性であり、資格はそこまで重要視されていません。

ただし転職において TOEIC は絶大な効果を発揮します。

私自身転職活動の経験がありますが、極めて高い TOEICスコアを記述した履歴書を提出すると、ほぼ間違いなく面接に呼ばれます。

履歴書の時点で落とされるということはまずありません。

興味のある方はマイナビ転職などのサイトで「英語」というキーワードで検索をかけてみるといいでしょう。

実に多くの企業が英語ができる人材を必要としています。

私自身の現在の仕事は昼の12時から始まり、就業時間は一般の企業より1時間短い8時間で、残業は一切無しという環境です。

それでいて暮らしていくには十分な給料をいただいています。

コンピュータサイエンスの正規の教育を受けているので職業はエンジニアですが、会社の社風上数多くの同僚が欧米出身の方であり、英語ができるというところを高く評価してもらい採用に至りました。

英語を学んでおくと社会に出た後に色々と得をするというのは紛れもない事実です。

英語を学ぶのに年齢は関係ない

日本人が望もうが、望むまいが今後英語の重要性はますます高まるでしょう。

少しでも感心があるのであれば、今日からでも英語を学び始めることをおすすめします。

英語を学ぶのに年齢は関係ありません

もちろん、若いときのほうが自由な時間が多いので、学生時代に真剣に取り組むほうが有利なことは事実です。

ただし、私はむかし英検1級の面接会場に行ったときに少し驚いた経験があります。

会場にいる多くの受験生が、見た目40歳や50歳を過ぎた世代の方たちだったのです。

女性の方も多くいました。

面接は第2次なので、皆さん第1次の筆記は合格しているということです。

大学で英米語を選考している人たちでも容易には通らないとされている試験を通過しているのです。

英語はひとつの言語である以上、ものすごく複雑な構造になっており、下手をすると哲学的な話にもつながります。

ただし「相対性理論」や「フェルマーの最終定理」を理解せよと、無理難題を言っているわけではありません。

そこまで気負う必要はないでしょう。

誰でも継続して勉強をすれば英語は必ず身に付きます。

トランプ氏の件でも (しか) りですが、お互いに使用できる共通の言語がないと、どうしても誤解が生まれる傾向にあります。

皆さん一人ひとりが英語ができるようになり、日本と世界の相互理解が深まることを心から願っております。

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