Strange、Weird、Bizarre、Odd、Queer はどのように変なのか?その違いとは

どんな感じで「変」なのか

英語には日本語で言う「変な」という形容詞が多いことは、英語を学習していると気が付くと思います。

ただし、多くの日本人の方は手っ取り早く、strange という単語のみで「変な」こと全てを表現しようとしがちです。

これでは英語の表現が一向に豊かにならないので、以下の単語の違いをつかみ、今後に活かすことにしましょう。

strange / weird / bizarre / odd / queer

ネイティブの方と語学の学習をするアプリケーションである HiNative にて日本人の方が strange と weird と odd と queer の違いを質問していますが、ネイティブの方から返ってきた返答のひとつは「strange と weird と odd は同じ意味」です。

これでは質問した意味がありません。

言葉が違う以上、微妙なニュアンスの違いがあるというのが私の考えです。

ということで、これら単語の意味合いの違いを見ていきましょう。

ちなみに、以下で説明する、それぞれの単語が持つ意味合いは、ネイティブの方個人個人が感じるニュアンスで、必ずしも全ての人たちが同意することは保障しません。

あらかじめご了承ください。

Strange

「変な」という単語の中で、もっともメジャーなものが strange でしょう。

英語を学習している多くの日本人にとって「変な」ものはたいてい strange です。

ネイティブの方が感じる strange の意味は “out of the ordinary” です。

いきなり話がそれて申し訳ないですが、out of というのは堀江貴文氏の言葉を借りるのであれば「想定の範囲外」といった感じの意味合いを持つイディオムです。

ordinary は「普通の」という意味です。

なぜ the という定冠詞が付くのかというと、「普通」という概念には社会的コンセンサスがあるからです。

言い換えると、「皆が普通と考えるので普通」なのです。

結果として基準点が明確なので the が付くのです。

話がだいぶそれましたが、out of the ordinary は「普通ではない」という意味です。

つまり「変」なのです。

strange は、”とりあえず” 以下のように定義しておきましょう。

strange:
adj.
変な

「変」と感じたら strange ということです。

「とりあえず」と申し上げたのは、単語には状況に応じて様々な意味があるからです。

英和辞典で英単語を調べると日本語訳が山のように出てくるのは、これが原因です。

混乱を避けるために、とりあえず主要な意味だけを覚えておいたほうが無難でしょう。

英語との付き合いの中で他の意味は自然と理解できるようになります。

Weird

weird は「変な」という意味では strange の次にメジャーな単語でしょう。

こちらもよく耳にします。

ネイティブの方が感じる weird の意味は “mysterious” や “creepy” です。

中には “menacing” とまで感じる方もいるようです。

mysterious は「謎めいた」という意味です。

creepy は「気味の悪い」という意味です。

menacing は「恐ろしい」という意味です。

日本人の方が creepy という単語を使用するのは、ほとんど目にしたことがないですが、ネイティブの方は非常によく使用します。

謎めいていて、気味が悪く、恐ろしい」とはなんともネガティブな意味合いですが、それらの意味を集約して weird は、以下のように定義しておきましょう。

weird:
adj.
奇妙な

「奇妙」では恐ろしさに欠けるでしょうか?

個人的には、なんとも言えない恐怖感も含んでいると感じなので、この日本語をチョイスしました。

Bizarre

bizarre は strange と比べるとマイナーな単語ですが、たまに聞きます。

ネイティブの方が感じる bizarre の意味は “unimaginable” や “unexpected” です。

unimaginable は「想像を絶する」という意味です。

unexpected は「思いも寄らない」という意味です。

以上の意味合いでネイティブの方々の間である程度コンセンサスが取れているのであれば、bizarre は以下のように定義できるのではないでしょうか。

bizarre:
adj.
不可解な

「不可解」とは理解しがたいということですね。

「想像を絶するほど思いも寄らない」ことは理解しがたいですね。

Odd

odd は目の色が左右で違う odd eyes として、日本語でも使用されます。

また、odd は数学では「奇数」を表します。

odd も一般的には「変な」と訳されます。

ただし odd という言葉には、特にポジティブやネガティブな意味は含みません。

Dictionary.com では第1と第2に、以下のように定義されています。

1. differing in nature from what is ordinary, usual, or expected:

2. singular or peculiar in a strange or eccentric way:

1は「変な」と訳せそうですが、2を参考に以下のように定義できそうです。

odd:
adj.
不規則な

規則的ではないので「変」ということです。

Queer

queer は他と比べ若干異質なので、同じカテゴリーで述べるべきではないかもしれません。

おまけ程度に考えてください。

queer の定義は Dictionary.com で確認すると、第1には以下のように定義されています。

1. strange or odd from a conventional viewpoint; unusually different; singular:

つまり「普通ではない」と言った感じの意味です。

同ページに興味深い記述があるので、そちらも一部引用します。

Usage alert

Since the early 20th century, queer has had the meaning “gay or lesbian,” and for much of the time has been used with disparaging intent and perceived as insulting. Since the 1980s, queer has increasingly been adopted especially among younger members of the gay and lesbian community as a positive term of self-reference. However, the term is not universally accepted within the LGBT community, and might still be viewed by some as degrading…

usage alert とは使用上の注意のことです。

引用の英文を簡単に説明すると、queer は同性愛者のことを指すということです。

どちらかというとネガティブなニュアンスを持つ言葉だということですが、1980年代以降、一部の若い世代の同性愛者の間では、自己を表す言葉として、ポジティブな意味で使用する傾向があったということです。

ただし全ての人たちにそのように受け入れられたわけではなく、依然として侮辱的と感じる方たちもいるようです。

たしかに、自身の性的嗜好が「普通ではない」と言われることは、あまりうれしくはないでしょう。

犯罪ではないので、個人の勝手です。

この単語はあまり積極的に口に出さないほうがいいでしょう。

英語の表現を豊かにしよう!

一般的に「変な」と訳される単語をいくらか見てきました。

それぞれに意味合いの違いがあるので、これからは意識的に使い分けてみてはいかがでしょうか。

インプットした知識はアウトプットして、初めて自分のものになります。

これにより、皆さんの英語の表現が少しでも豊かになれば幸いです。

参考リンク

以下が参考にしたリンクです。

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