例文で説明!Will と Going to と About to の違いとその使い分け
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Will
会話の中で決定した意思
will は「未来に対しての意思」を表します。
I will go to a supermarket.
スーパーマーケットに行きます。
will が持つニュアンスはその会話の中で決定した意思です。
以下のような状況でのやり取りが典型です。仕事から帰宅した夫に対しての、妻が質問します。
Do you want to have dinner or take a shower?
食事を取りたい、それともシャワー?
I will take a shower.
シャワーを浴びるよ。
夫がシャワーを浴びることを決めたのは、この会話の中ですね。このような場面で使用します。
あなた個人の予測
will は「あなた個人の予測」を表します。
以下のようなケースです。
I think he will be late.
彼は遅刻すると思います。
遅刻するかどうかは、あなた個人の予測ですね。
I will と I’ll
I’ll は I will の短縮であって、それ以上の違いは無いと考えているようであればそれは間違いです。
I’ll と比較し、I will からは話し手の強い意志が感じられます。
「必ずやっておきます!」というニュアンスで伝えたい場合は省略しないようにしましょう。
Will be doing
will be doing は未来に対しての意思というより、「単純に未来の行動」を躍動感を持って表現するという意味合いが強いのが特徴です。
以下のようなケースで、違いを見てみましょう。
- I will read a book.
- I will be reading a book.
両方とも「本を読む」という未来の行動を表していますが、上で述べたように will は「読む」ことに対しての話し手の意思を含みますが、will be reading は、単純に「読んでいる」という未来の行動を述べているというニュアンスが強いです。
単純に「(未来に) なにをしている」ということを言いたいときは will be doing を使用したほうがいいでしょう。
Going to
すでに決定している意思
going to は「すでに決定している意思」を表現します。
以下のようなケースです。
Do you want to go see a movie?
映画を観に行きたい?
I’m going to see Mike.
マイクと会う約束があるんだ。
「マイクと会う」というのは、この会話の中で決めたことではなく以前に決定していたということです。
つまり意訳するのであれば、「約束」という意味です。こういったケースには going to を使用します。
go see は、go to see の略語です。英語にはシンプルさを求める傾向があります。
watch a movie というと、自宅で DVD などで映画を観るというニュアンスがやや強いです。
ちなみに「会う」という単語は meet と see の両方で表現できますが、 meet はややフォーマルで友達に会う程度のことであれば see のほうが無難です。
街でばったり会ったということであれば、
I saw John today.
今日ジョンに会ったよ。
と言ったほうがいいでしょう。
会う相手が初対面の場合は meet が適切な単語です。
他人の予測
going to は「他人の予測」を表します。ニュースや新聞で見聞きした事柄も含みます。
以下のようなケースです。
It’s going to be rainy today.
今日は雨が降るだろう。
天気予報などで言われていることを元に話す内容ですね。このような場面では going to を使用します。
About to
about to は「まさに今から行う行動」を表します。
I’m about to go out.
いまから外出するところです。
こういった場面では about to を使用します。