例文で説明!過去形と現在完了形 の違いとその使い分け

過去形

過去形は「過去の出来事」です。

past

いくつかの例文で説明します。

My father went to Japan.

私の父は日本に行きました。

その父はすでに亡くなっている、という意味合いがあります。

I lived in that apartment.

私はそのアパートに住んでいた。

そのアパートからはすでに引越した、という意味合いがあります。

I lost my wallet.

財布を無くした。

結局その財布は見つからなかった、という意味合いがあります。

つまり、過去形が持つニュアンスは、現在と関わりのない過去に終了したこと です。

現在完了形

現在完了形は、現在までに完了した「経験」を表します。

My father has been to Japan.

私の父は日本に行ったことがあります。

その父はまだ生きている、という意味合いがあります。

I have lived in that apartment for 3 years.

私はそのアパートに3年間住んでいます。

そのアパートにまだ住んでいる、という意味合いがあります。

I have lost my wallet.

財布を無くした。

まだその財布を探しているか、もしくはまだ代わりとなる財布を購入していない、という意味合いがあります。

つまり、現在完了形は過去形と違い、現在と関わりがある以前の経験 を表します。

Has been と Has gone

以下にはどのような違いがあるでしょうか。

My father has been to Canada.

My father has gone to Canada.

答えを言ってしまうと、has been は父はカナダに行ったが、すでに帰ってきているというニュアンスです。

has gone は父はカナダに行ったっきり、まだ帰国していないというニュアンスです。

gone には「いなくなる」 という意味合いがあるので、すでに帰ってきている場合の表現として、適切ではないでしょう。

Have you ever と Did you ever

質問文に ever を付けると「かつてこれまでに」といった意味となります。

経験を聞くのであれば現在完了形がふさわしいように思いますが、ネイティブの人たちはたまに、

Did you ever … ?

と質問します。

これは単純に「非公式な口語表現」と覚えておけばよいでしょう。

Have you ever … ? と同じ意味です。

文章で見ることはほとんどないですが、会話で使用することはたまにあります。

Do you have と Have you got

Have you got … ?

と聞かれると、現在完了形のような響きがありますが、必ずしもそうでありません。

Do you have … ? と同じ意味で使用される場合があるからです。

ただし、これはイギリス英語であり、アメリカ人の方がこのような言い方をすることは、ほとんどありません。

両者の違いを気にすることなく毎回、Do you have … ? で質問しても問題ありません。

Have you got … ? という質問が、現在完了形であることを明確にしたい場合は、Have you ever got … ? と ever を付ければいいでしょう。

なんの前触れも無く、唐突に Have you got … ? と質問されたら Do you have … ? の意味の可能性が高いです。

どのみち会話の内容から推測できるので心配する必要はありません。

過去形と現在完了形の興味深い使い分け

あなたは以下のふたつのセンテンスのニュアンスの違いがわかりますか?

I ate …

I have eaten …

ふたつとも、なにかを食べたことを表現しているという点では同じです。

ただし、微妙なニュアンスの違いがあり、答えを言ってしまうと、I ate … というのは、過去形であり、「なにかを食べた」という行動が、現在とはすでに関わりのないことですので、「そろそろ次の食事を取ろうかな」という含みを持ちます。

それとは違い、I have eaten … というのは、現在完了形であり、「なにかを食べた」という行動が、現在といまだに関わりがあることですので、「まだ次の食事はいいや」という含みを持ちます。

英語を正しく理解していれば、こういったことを自然と切り分けて使いこなせるようになるでしょう。

過去形と現在完了形の決定的な違い

clock

過去形と現在完了形の違いで明白なことは、時期を明確にする場合は過去形を使用するということです。

I went to New Zealand in 2010.

とは言っても、

I have been to New Zealand in 2010.

とは言いません。

時期が明確なときは過去形 と覚えおきましょう。

おすすめの書籍

更に深く知りたいという方には『ネイティブが教える 英語の時制の使い分け』をおすすめします。

この本では、現在形、過去形、未来形、現在進行形、過去進行形、未来進行形、現在完了形、過去完了形、未来完了形、現在完了進行形、過去完了進行形、未来完了進行形と包括的に扱っています。

また、SVO や第N文型などの記述はなく、それぞれの構文が持つニュアンスに焦点を当てて、分かりやすく説明しています。

特に、日本人の英語学習者の方が起こしてしまいがちなミスを多く扱っているので、英語の文章の意味合いでなにかモヤモヤしたものが残っている人は、一度読んでみてはどうでしょうか。

曇っていた空が晴れるような感覚を覚えるでしょう。

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