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例文で説明!Want と Wanting の違いとその使い分け

2018.05.082016.12.27文法

Want の語源

want-of-water

want は「~が欲しい」という意味で多用されます。

ただし一方で「~を欠いている」という意味でも使用されます。

多くの英語学習者の方は want という単語を「~が欲しい」という意味で覚えた後に「~を欠いている」という意味が同時に含まれるといことを、後になって知るというパターンではないでしょうか。

語源を確認すると以下のような記述があります。

c. 1200, “deficiency, insufficiency, shortage,” from want (v.) and from Old Norse vant, …

出展:Online Etymology Dictionary – want

1200年頃の古ノルド語の vant に由来しており、その意味は現代の英語で言うところの “deficiency, insufficiency, shortage,” ということです。

つまり「不足」ということです。

これだけだと「~を欠いている」という意味でしか取れませんが、Online Etymology Dictionary の同ページに以下のようなことが続けて記述されています。

Meaning “thing desired, that which is lacking but needed” is from 1560s.

出展:Online Etymology Dictionary – want

どうやら1560年頃になると “thing desired, that which is lacking but needed” と、意味に変化が出てきたようです。

つまり、「欲しいもの、欠いているが必要なもの」という意味合いで使用されるようになったということです。

残念ながら、いつその意味に変化が出たのか明確な時期は特定されていませんが、自分が持っていないからこそ欲するという人間の欲望は理解できます。

I’m wanting

I’m wanting とはなんとも不思議な表現です。

多くの英語学習者の方々が知っているように want は know、like、belong などと同様に状態動詞なので進行形にはできないはずです。

実際には、

How are you liking it?

それ気に入っているの?

などのように状態動詞であっても進行形に変化できるものがあります。

ただしこれは「好き」という、時間軸に左右されない状態を表しているのではなく、あくまでも現在の状態を一時的な「動作」として扱うので、結果として進行形になるということです。

日本語で言うならば、この場合の liking は「好き」ではなく「気に入っている」となります。

話がそれましたが、I’m wanting とは一体どういう意味でしょうか。

答えを言ってしまうと、以下と同様の意味になります。

I’m lacking …

~を欠いている。

ただし現実問題として I’m wanting (~を欠いている) という言い方はまずしません。

ひとつの知識として覚えておくのはいいですが、表現方法としては使用を控えるべきでしょう。

「欠いている」ということを言いたいのであれば、上の例文のように lack など一般的に使用される単語を使うべきです。

want (~を欠いている) は以下のような言い方をよく目にします。

Want of water.

水不足。

want of ~ (~不足) というイディオムで覚えておくとよいでしょう。


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