In On At などの前置詞はイメージで理解するのが一番!

前置詞の重要性

前置詞を知ることで英語の理解が深まります

特に英語の初学者にとって非常に重要です。

なぜなら、前置詞の意味合いを知っているかどうかで、英語学習の進度に大きな差が出るからです。

また表現が豊かになるので、前置詞の習得は、あなたの英語のレベルを引き上げてくれることは間違いないでしょう。

ここでは代表的な前置詞の意味合いを説明してきます。

In

in は日本人の方にもっとも馴染みのある前置詞でしょう。

「~の中」という意味であることは、英語嫌いの人も含めて、ほぼ全ての人が知っているはずです。

以下のようなケースです。

There is an apple in the box.

箱の中にリンゴがある。

「~の中」というのは、もう少し具体的に言うと「区切られた区間の中」という意味です。

以下のようなケースです。

I’m in Tokyo.

東京にいます。

東京都という場所は物理的に壁で区切られているわけではないですが、他県との間に境界線という区切りが存在します。

つまり、その境界線の中にいるという意味です。

Out

out は in の逆で「~の外」という意味合いを持ちます。

apple

以下のようなケースです。

Get an apple out of the box.

その箱からリンゴをひとつ取ってくれ。

箱の中にあるリンゴを「外に出す」といったニュアンスです。

out もよく使用する前置詞ですが、out of という表現が非常に多いです。

以下のようなケースで、意味合いを考えて見ましょう。

You are out of your mind.

あなたは気がおかしい。

これはつまり、「正常」という範囲から「外に出てしまっている」というニュアンスです。

このように考えると out が持つ意味が鮮明になります。

out of one’s mind と比べ使用する頻度は低いですが、逆の表現として、以下のようなイディオムがあります。

You are in your right mind.

あなたは正気である。

out の逆である in が使われていますね。

この場合の in は「正常」な範囲内に収まっている、ということです。

イディオムを使用し、更に深堀してみましょう。

I’m in a bad situation.
I hope to find a way out.

困難な状況だ。
解決策を見いだしたい。

想像してみてください。

あなたは困難な状況の「中 (in)」にいるのです。

そこから抜け出す道がすなわち、way out なのです。

ちなみに「その状況から抜け出す」という場合は、

Find a way out of the situation.

です。

前置詞はイメージが大切ということが理解できたでしょうか。

out of one’s mind のところで述べましたが、抽象的な意味で in という単語を使用したとき、「正常な範囲内」といった感じのニュアンスになります。

以下のようなケースで考えると分かりやすいです。

I’m in good shape.

私は健康だ。

逆のケースでは以下のようになります。

I’m out of shape.

体調が優れない。

以上の2点は健康や体調などの内面のみでなく、外面の表現に対しても使用できます。

太り気味の人に対して、あからさまに、

You are fat.

というのは、日本語でいえば「デブ」と言っているようなもので失礼です。

そういった場合は、

You are out of shape.

と言うと、多少和らいだ表現になります。

覚えておくとよいでしょう。

On

on は「~の上」と理解している日本人の方が多いと思います。

cat-on-the-roof

以下のようなケースです。

There is a cat on the roof.

ネコが屋根の上にいる。

on のその他の主な意味合いとしては、「物の表面に付いている」というものがあります。

以下のようなケースです。

There is a spider on the wall.

クモが壁にいる。

壁は垂直に立っているものなので、慣れない人には on the wall という言い方は違和感があるかもしれないですが、自然な表現です。

ただしそれは、「壁の上」ではなく、「壁の表面に付いている」という意味です。

この on が持つ「物の表面に付いている」という意味合いが、次の off の意味合いを理解する助けになります。

Off

電気等のスイッチを on と off というのは全ての日本人の方が知っていると思います。

つまり off は on の逆 なのです。

もうお分かりのように、off 主な意味合いとしては、「物の表面から離れる」または「距離をとる」というものです。

以下のようなケースです。

I fell off a ladder.

はしごから落ちた。

「落ちた」というのは、言葉を変えれば、「はしご」という物の表面から離れてしまったということです。

ですので off が意味合いとしてはピッタリです。

また以下のようなケースも考えて見ましょう。

I keep off fatty foods.

脂肪分の多い食べ物は避けている。

上でも説明したように、off には「距離をとる」という意味もあるので、このケースでは、「食べ物から距離をとる」、すなわち「避けている」となるのです。

train-on-platform

またイディオム的に以下の言い方があります。

Get off a train.

電車から降りる。

直訳するのであれば、電車という乗り物から「離れる」ということです。

逆に電車に乗るは、

Get on a train.

となります。

off の逆である on が使われていますね。

At

at は in と同じく、場所を指す場合が多いですが、意味合いが違います。

上で説明したとおり in は「~の中」という意味ですが、at は「その場所の地点」を示します。

英文で説明したほうが理解しやすいでしょう。

以下のようなケースです。

I’m at the FamilyMart in front of the station.

駅前のファミリーマートにいます。

待ち合わせのときなどに使う言葉ですね。

この場合、あくまでも「ファミリーマートの建物の外にいる」というニュアンスです。

店内にいるのであれば、

I’m in the FamilyMart in front of the station.

となるでしょう。

ちなみに in front of というのは、in という前置詞ににこだわらず、「~前」というイディオムとして覚えておけばよいでしょう。

at-a-bus-stop

以下のようなケースでも考えて見ましょう。

I’m at a bus stop.

バス停にいます。

これも、バス停という地点にいるということです。

On a bus stop.

や、

In a bus stop.

とは通常言いません。

In a bus stop というと、以下のようなケースになります。

You cannot park in a bus stop.

バス停に車を停めてはいけない。

In の項目で説明しましたが、これは「バスが停車する区画の中」という意味合いを持つので、in になるのです。

From

from も日本人には馴染みの深い前置詞でしょう。

「~から」という意味合いを持ちます。

以下のようなケースです。

She is from Japan.

彼女は日本出身だ。

「日本から来た」という意味ですね。

また「始まりの地点」という意味合いでもよく使用されます。

これに関しては、次に説明する to と関係が深いです。

To

to という前置詞には「~へ」という意味合いを含みます。

方向を示す」と覚えておくといいでしょう。

from には「始まりの地点」という意味合いがあると言いましたが、以下のようなケースで to とともによく使用されます。

From the beginning to the end.

始めから終わりまで。

the beginning から始まり、the end に向かって行く方向を示すという意味合いが to にはあるのです。

以下のケースが典型です。

Go to the station.

駅に行く。

go to というペアで覚えている方もいるかもしれませんが、to は「方向を示す」からこそ go とともに使用するのです。

また時間を述べるときに以下のような言い方をします。

It’s 20 to 6.

5時40分です。

analog-clock

画像の時計の分を示す針を見てください。

20分という時間をかけて、6時という「方向」に向かうのです。

よって、20 to 6 は5時40分なのです。

Over

over には「~を越えて」という意味があります。

以下の画像で説明すると分かりやすいでしょう。

rainbow

この虹を説明するのは、以下のような表現がピッタリです。

There is a rainbow over the river.

川をまたぐ虹がある。

つまり、片側から川を越えてもう片側へ行くといった感じです。

また以下の画像で over を更にイメージしてみましょう。

dolphin

3人の子どもがイルカのいる水槽を (なが) めています。

真ん中の男の子の母親がこの写真を撮り Facebook にアップロードしたと仮定します。

すると以下のようなコメントを付けると想像できます。

Can you see the dolphin over his head!!

彼の頭の上のイルカが見えるかい!!

日本語では「上」と表現していますが、イルカは彼の頭の向こう側にいるので、英語では over と表現するのがふさわしいです。

初めに書いたように over には「~越えて」という意味がありますが、上のケースで言えば、「彼の頭を越えて向こう側」ということです。

イメージできたでしょうか。

ただし、対象物が向こう側に存在していたとしても、あまり遠近感がなく、頭の真上に位置しているように見える場合は above と言ったほうがいいでしょう。

また、以下のようなケースでも over を使用します。

I don’t know his age, but probably over 70.

彼の年齢は分からないけど、おそらく70歳以上かと。

more than 70 と言わずに、over 70 と自然にいえるようになると、英語の響きがよくなりますね。

Through

through には「~を通り抜けて」という意味があります。

以下のようなケースが典型です。

I hear their conversation through the wall

壁を通り越して彼らの会話が聞こえる。

また、始まりから終わりまでの成り行きを表すので、以下のような使い方もあります。

My son couldn’t sit still through a concert.

私の息子はコンサート中動かず座っていることができなかった。

さらに、「困難な状況を無事通り抜けた」という意味合いで使用されることもあります。

I got through the exam.

テストに合格した。

through は to と同じような意味合いを持つので、以下のように使用することができます。

Monday through Friday.

Monday to Friday.

ただし、微妙なニュアンスの違いがあるので注意しましょう。

以下のようなケースです。

Read page 1 through page 30.

Read page 1 to page 30.

「1ページから30ページまで読む」ということですが、through は 終わりの地点を含む ので、この場合は30ページも読むことになります。

ただし、to にはそういった意味がないので、30ページにたどり着いた時点で読むことを止めるということです。

実際は through のような意味合いで to を使用する人たちもいますが、厳密には以上のような違いがあります。

Into

into は in と to のコンビネーションと思っていただければいいです。

つまり「~の中に行く」というような意味合いです。

以下のようなケースです。

I went into a room.

部屋に入った。

in と to という前置詞のイメージが理解できていれば、into に関しては、それほど問題ないと思います。

Onto

onto は on と to のコンビネーションと思っていただければいいです。

つまり「~の上に乗る」というような意味合いです。

以下のようなケースで to と比べてみましょう。

He jumped on a table.

He jumped onto a table.

「テーブルの上に飛び乗った」ということですが、on と比べ onto は方向を表す to があるので、テーブルに向かうジャンプの動きを連想させます。

また以下のようなセリフを話す女性をテレビ番組などで目にします。

He came onto me!

彼が襲ってきたの!

若干卑猥 (ひわい) な例えで申し訳ありませんが、came to だと「(こちら側に) 来た」という意味ですが、それに on が付き came onto と言うと「上に乗ってきた」という意味合いになります。

つまり「襲われた」という意味です。

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どうでしょうか。

前置詞のイメージがつかめたでしょうか。

前置詞は非常に多用されますが、少しの違いで相手が伝えようとしていることの意味が変わります。

英語の上達のためにも、今後は前置詞の使い方を意識してみましょう。

そのうち自然に使いこなせるようになると思いますが、そのときあなたの英語は見違えるほど、立派なものになっているでしょう。

更に深く知りたいという方には『ネイティブが教える ほんとうの英語の前置詞の使い方』をおすすめします。

序章に以下のような質問文が存在します。

 たとえば、次の4つの例文を、前置詞の違いを考えて日本語にすると、どうなるでしょうか? それぞれが示す位置関係、距離感はどうでしょうか?

 1.I sat next to him.
 2.I sat near him.
 3.I sat by him.
 4.I sat with him.

 どれも似たような意味ですが、「その近さ」が微妙に異なります。

あなたは、そのニュアンスの違いが分かりますか?

答えは本の中に記述してあります。

単語が持つ意味合いを勉強する際は、このようにネイティブの人が編集した本が抜群にいいでしょう。

この本には頭が混乱するような、難しい文法の説明はなく、かなり分かりやすい内容になっております。

英語力を磨きたい方は、ぜひ一度読んでみてください。

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