英訳する際の注意点とコツ!直訳は絶対にダメ
英訳する際に「このことを気を付けておけば英語がそれらしくなる」という技をごく簡単に教えます。
英文ライティングにおいての極意ですが、実に多くの人たちが気づいていません。
まず以下の画像を見てください。
Please open the aisle and look at.
言いたいことはなんとなく伝わりますが、読んでるこっちが恥ずかしくなるような英語ですね。
look(見る)って何を見るの?目的語は?
ツッコミどころ満載です。
以上は江東区のとあるコナミスポーツクラブに実際に貼られている注意文です。
以下が対応する日本語です。
通路をあけてご見学をお願いします。
つまり初めに見た英語のサインはこれを直訳したしたものなんですね。
ここからが主題です。
翻訳する際は絶対に直訳してはだめです!これは多くの日本人が陥るワナです。
ではどうすればいいのか?
とても簡単。
元となる日本語の文章の「真意」を英語にしてしまうのです。
「通路をあけてご見学をお願いします」というのはつまり「通路をふさぐな」ということですね。
答えを言ってしまうと以下です。
Do not block aisle.
そのままです。「通路をふさぐな」です。
これでだいぶ英語らしい英語になります。

↑ちなみに、このように思われたかもしれません。
これも日本人にありがちなミスです。
「見学」などという単語をわざわざ英語に置き換えなくても「Do not block aisle」で意味は通じます。
英語は極力シンプルにするよう努めましょう。誰もが見て分かることは英語では省く傾向があるのです。
英文は極力シンプルに書きましょう。
"Many people use this restroom" は明らかに冗長。必要性ゼロ。文章を忠実に翻訳しようとするのは日本人の悪いクセ。 #英語 #バスタ新宿 pic.twitter.com/Bbqv35Qbap— Taku (@jt_taku) March 18, 2018
これは前にバスタ新宿のお手洗いで見かけた英訳文に対して私がしたツイートです。
- 日本語の真意を英語に
- 英文は極力シンプルに
この2つを心に留めておくことで、あなたの英語は見違えてよくなります。
覚えておきましょう。