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アメリカ英語とは違う 『イギリス英語は落とし穴だらけ』

2018.05.032016.12.22おすすめの書籍

意識することのない国別の英語の違い

今このページを読んでいる人で、アメリカ、もしくはイギリスに留学経験があるという方もいるかと思います。

現在留学中という可能性もあるかもしれません。

私自身はニュージーランドに滞在経験がありますが、現地にいると自分のまわりにいる地元のネイティブの人たちが話している言葉が、イギリス英語なのかアメリカ英語なのかということは普段そこまで意識しません。

アメリカ発の文化を発信するメディアの強い影響で、本来はアメリカ英語である awesome などを口にするイギリス人の方々もいますので、イギリスに滞在しているからといって、自分が覚えた英語が純粋なイギリス英語だと考えるのは少し単純すぎます。

ちなみにアメリカ人は何かにつけて awesome と言いますが、イギリス人は brilliant などと言ったりします。

テレビやインターネットの影響で、そこらへんの境界線が薄くなりつつあると言っても、やはり両者には様々な違いが存在します。

「では、一体どのような違いがあるのか」ということを、どちらかと言うとイギリス寄りの視点で見たものが、今回紹介する書籍です。

イギリス英語とイギリス人の特性

今回紹介する『イギリス英語は落とし穴だらけ』では、序章にあるように、イギリス文化とイギリス人の美徳に焦点を当てながら、イギリス色の強い表現を集めた書籍です。

著者はスティーブ・モリヤマ氏という方ですが、おそらく海外の滞在歴が長い、純日本人の方だと思われます。

この本はイギリス英語を中心に考えつつ、アメリカ英語との比較が頻繁に出てくるところが読んでいておもしろいです。

例えば以下のような、食後のセリフを記した文章です。

なお、おそらくイギリスでしか耳にしない表現であるThat was lovely. という表現は、イギリスでは男性が使ってもおかしくないのですが、アメリカでは「疑惑」を持たれるでしょう。

「疑惑」とは、ゲイと思われてしまうということですが、私自身ニュージーランドでホームステイをしていたときに、そこの家のご主人は夕食を済ませると、毎回決まり文句かのように “That was lovely.” と言っていました。

「ずいぶんと可愛らしい言い方をするんだな」と当時思っていたのですが、ニュージーランドはイギリス連邦の加盟国であり、歴史的にイギリス英語の影響を強く受けています。

単に私の経験不足かもしれないですが、考えてみるとたしかにアメリカ人の男性が食後にそのような言い方をするところを、いまだかつて見たことがありません。

ニュージーランドにいた頃は、イギリス英語とアメリカ英語の違いなど特に考えていなかったですが、今思えばそれら意識することで、英語をもう少し違った視点で見れたのではないのかと思います。

『イギリス英語は落とし穴だらけ』は、単純にイギリス英語の特集ではなく、イギリス人の控えめな性格や、それから来る英語の表現方法なども書かれています。

英語の勉強という感じの書籍ではありませんが、単純に読み物としておもしろいです。

おすすめの一冊です。


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