ボキャビルでの強い味方 『語源とイラストで一気に覚える英単語』

英単語は分解できる
英語の学習を始めていくらか経過すると、英単語は分解できるということに気が付きます。
以下のような例です。
en: ~にする
able: できるenable: できるようにする
英単語にはこのようなものが無数に存在します。
日本語においても、漢字の組み合わせで初めて見る言葉の意味がなんとなく理解できてしまうときがありますね?
これと同じです。
このように単語を一つひとつのパーツとして理解すると、ボキャブラリービルディングの効率がかなり向上します。
「パーツ」というと若干幼稚な響きがあるので本来であれば「接頭辞」「接尾辞」と言ってしかるべきですが、ここでは簡単な言葉で説明します。
洋書を読んでいると感覚はつかめるが・・・
以下は分かりやすい例です。
- malady: 病
- malicious: 意地の悪い
- malevolent: 悪意のある
これらを見るだけで、mal には「悪い」という意味が込められていることが明白ですね。
洋書を読んでいるとかなりの数の英単語に出会うので、以上のようにそれぞれのパーツの意味が自然と理解できるようになります。
ただしそれには、ある程度の時間を要します。
そうではなくあらかじめ mal の意味を知っていれば、③の malevolent という単語の意味などは瞬時に理解できてしまいます。
以下を見てください。
bene: 良い
benevolent: 善意のある
benevolent は ben 以外 malevolent と全く同じですね。その bene(良い)を mal(悪い)に置き換えるだけの話です。
つまりあらかじめ benevolent という単語を知っていれば malevolent は分かったも同然なのです。
その逆もまた
ちなみに volent はラテン語の volente から来ているのではないかと思います。これは英語で言うところの willing(~する気がある)です。
bene は good のことなので、benevolent とは goodwill ということです。
洋書を読むというのは英語学習において大きなメリットがあります。その際に「英単語を分解して理解する」ということを知っておくだけで、その進捗に大きな差が出るでしょう。
単語を語源で覚えしまう
通学通勤中の電車内で市販されている単語帳を使用している人をたまに見かけますが、これだけに頼るのはあまり効率的ではありません。
なぜかと言うと、個々の単語を単語そのものとして記憶しなければいけないので、かなりのエネルギーが必要になるからです。
もちろん単語そのものを記憶する必要性は必ず出てきますが、プラスアルファとしての要素があってしかるべきですね。

そこで『語源とイラストで一気に覚える英単語』をオススメします。
タイトルどおり、語源を意識的に覚えてしまうのです。
ただしこの方法が真に力を発揮するのはボキャビルの補助として扱った場合です。これだけで英単語を覚えるというは少し無理があります。
単語記憶自体はいままでどおり続けるできでしょう。
それにプラスアルファとしてそれぞれのパーツの意味を理解できるようになれば、あなたの単語力は一気にパワーアップすること間違いありません♪
皆さんの英語力が向上することを心から願っています 🙂
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