前置詞をイメージで覚えるならこの本 『ネイティブが教える ほんとうの英語の前置詞の使い方』
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Contents
前置詞を甘く見てはいけない
あなたは前置詞をどのように
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↑このようなことはありませんか?
それは英語学習者であれば、誰もが経験することです。しかも厄介なことに前置詞の使い方次第で文章全体の意味が変わってしまうということがよくあります。
言ってしまえば、前置詞は「魔物」なのです。
ひとつ例を提示します。
1. I go to the gym to lose weight.
2. I go to the gym for losing weight
両方とも「ダイエットのためにジムに通っている」という意味のように思えてしまいますが、厳密には違います。
答えは以下です。
- ダイエットのためにジムに通っている
- ダイエットのためのジム通っている
分かるでしょうか?
for losing weight とすると、「ダイエット専門のジム」というニュアンスになってしまうのです。
これでは相手に伝わる話の印象がかなり変わってしまいますね。
前置詞という魔物を退治するためには、それらをイメージで理解するのが一番よい方法です。そうすることで「この場合は to なのか for なのか」という迷いが徐々に消えていきます。
そこで以上で挙げたダイエットの例文も記載されている、おすすめの本をあなたに紹介したいと思います。
前置詞のイメージをつかもう
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前置詞に焦点を当てて勉強したいのであれば『ネイティブが教える ほんとうの英語の前置詞の使い方』をおすすめします。
前置詞は数多くありますが、上でも述べたとおり使い方で迷いをなくすためには、それぞれのイメージをつかむことが非常に重要となります。
イメージとは「意味合い」とも言えますが、そういったことを理解する場合はネイティブの方の力を借りるのが最良の方法でしょう。
なぜなら、その言語が持つ世界観はその言語にさらされることで自然と身に付くものだからです。
そのことに関しては、ネイティブスピーカーの能力に勝るものはありません。
この本の中で扱われている前置詞は以下の22個です。
to / at / in / on / about / of / by / for / from / into / up / down / after / with / within / without / over / across / around[round] / before / below / under
一般的に多用されるものが対象ですね。
本の内容からひとつ例を上げてみます。
「手段」を表す by と in の違い
では次の場合、どれが適切な英語になるでしょう?
1. Let’s go in my car.
2. Let’s go by my car.
3. Let’s go by car.ネイティブの感覚では以下になります。
○ Let’s go in my car.
× Let’s go by my car.
○ Let’s go by car.「私の車に乗って行こう」と言うのであれば、正解は2ではなく1になります。「私の車に乗って」ならば、手段の by ではなく、特定の車の「中」を示す in my car と表現すべきだからです。
一方、単に「車で行こう」ならば、移動手段を表す3の by car が正解です。このように、ちょっとした表現の違いで使う前置詞も変わります。
このようにネイティブが持つ感覚を丁寧に教えてくれるというのは、ものすごくありがたいですね。こういった明快な説明文がたくさん記述されており、読んでいるとたまにハッとさせられます。
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この本の著者は日本に長くお住まいで、日本人のおかしな英語を指摘する書籍を多く執筆しているデイビッド・セインさんです。
難解な解説が一切なく、内容全体がとても分かりやすいことで好評を得ています。
前置詞の持つニュアンスをイメージでつかみたいという人はぜひ手にとって見てください。
おすすめの一冊です♪
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