例文で説明!can と able to の違いとその使い分け
英語を勉強しているとわりと早い段階で、able to という言葉に出会うことになります。
「~ができる」という意味合いを持ちますが、多くの人が「can と一体なにが違うんだ」と思われたかもしれません。
ここでごく簡単にお互いの違いを説明します。
Contents
現在形で使用すると
現在形で使用すると以下のようになります。
I can speak English.
I’m able to speak English.
私は英語が話せます。
両者の意味は基本的に同一だと思ってもらって問題ありません。
ただしこのような場合、ネイティブの人たちは一般的に can を多用し、able to はあまり使いません。
過去形で使用すると
過去形で使用してみましょう。
When I was young, I could speak English.
When I was young, I was able to speak English.
若い頃は英語が話せました。
これも特に意味に違いはありません。
ポイントはここからです。
上記のような could と was (were) able to は過去において「長期に保持していたスキル」を表します。
ただし、過去の一度の出来事において「できた」ことを表す際は able to を使用しなくてはいけません。
例えば、あなたが火災に巻き込まれたとしましょう。そこでなんとか逃げることが「できた」際は以下のように言うのです。
I was able to survive it.
何とか難を逃れることができた。
この際に、
I could survive it.
という言い方はかなり不自然です。
これではまるで「毎日のように火災に巻き込まれていたが、当時は逃げることができた」というような意味合いになってしまいます。
退職後の年金生活を送る元消防士の方が言うならまだしも、それ以外の人たちが口にするとものすごく違和感があります。
このように一度限りの出来事に対して言う able to は、(状況にもよりますが)以下のような単語と似たような意味になります。
- managed
- succeeded
覚えておきましょう。