例文で説明!あまり知られていない Will と Shall の違いとその使い分け

はじめに

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未来を表す will の説明自体は Will と Going to と About to でしていますが、ここではあまり知られていない shall との違いに焦点を当てて説明します。

shall も will と同様に未来を表すときに使用されますが、両者には違いがあります。

Will と Shall の違い

will を使用したセンテンスをいくらか例として挙げてみます。

① I will go to school.

② The dog will come and bite you.

③ We will get on the train.

④ She will be OK.

どうですか?

違和感を覚えるというのであれば、あなたの文法に対してのこだわりは相当なものです。

なにが言いたいのかというと、伝統的なイギリス英語において、will は二人称と三人称にしか使用できません

つまり you、he、she、it、they のためのものです。

よって、① と ③ は文法的には誤りで、本来は以下のようにならなければいけません。

① I shall go to school.

② The dog will come and bite you.

③ We shall get on the train.

④ She will be OK.

知らなかった方もたくさんいるのではないでしょうか。

おそらく日本における英語教育では習わないのではないでしょうか。

実際には未来を表すときは I’ll go to school などと省略することが多いので、そのうちにあまり will と shall の違いを気にしなくなるようになったのかもしれません。

強い意志が (から) むと使用方法が逆になる

ただし、「なにかをする」もしくは「しなくてはならない」という強い意志や、義務的な意味合いが (から) むと will と shall の使用方法が逆になります。

以下のようなケースです。

I will not forgive such a person.
そのような人は決して許さない。

He shall go see the doctor.
彼は医者に見てもらう必要がある。

この逆転現象も伝統的なイギリス英語のしきたりのようなものです。

ただし、ひとくちにイギリス英語と言っても、スコットランドとアイルランドでは人称に関係なく will が使用される傾向にあります。

アメリカに限ってはほとんどのケースで will です。

Shall の使い道

では shall はどのような場合に使用されることが多いのでしょうか。

答えに言ってしまうと、shall が使用されるのは、かなりフォーマルな場面です。

よって、法律を扱ったような書類で使用されることが多々あります。

ただし、法律家自身が shall の用法を間違えるような事例も出始めて、法曹界でも shall の使用頻度が少しずつ下がっているというような話も伝わってきています。

どのみち日常会話において、未来を表すときは will で統一してしまったほうが無難でしょう。

「日本における英語教育では習わないのではないか」と上で述べましたが、混乱を避けるためにも、教えないほうがいいかもしれません。

今回の話は、ちょっとした小ネタとして (とら) えてください。

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