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Dinner と Supper その違いと定義

2018.05.082016.12.25文法

Dinner はディナーではない

dinner

dinner という英単語を、単語カードに書いて必死に記憶したという日本人の方はまずいないと思います。

日本語で「ディナー」という言葉が存在するので、初めから意味を理解しているというわけです。

ちなみに、日本語で「ディナー」と言えば100%夕食を指すでしょう。

しかし残念ながら、英語で言う dinner はそれほど単純でもなさそうです。

実際に調べてみると、ネイティブの方々の間でも論争になっている模様です。

supper も含め、少しばかり整理してみたいと思います。

Dinner の定義

2016年12月現在、Wikipedia には以下のような記述があります。

In most parts of the United States and Canada today, “supper” and “dinner” are considered synonyms.

出典:Wikipedia – Supper

ひとつ断りを入れておくと、Wikipedia は誰もが編集できてしまうオンライン辞典で、ある一定の匿名性がそこにはあるので、内容がどれほど正確なのかは不明です。

とりあえず上の記述に従うのであれば、アメリカやカナダの大部分では dinner と supper は同じもの (synonyms) として扱われているようです。

ただし、アメリカ南部の方へ行くと、特に古い世代の方々で昼に取る食事のことを dinner と呼ぶ人たちも存在するようです。

ややこしいこと極まりないですね。

ただし、オンライン辞典としては有名な Dictionary.com では、以下のことがハッキリと記述されています。

The word dinner does not necessarily imply the time of day. Depending on where you are, it may mean the midday meal or the evening meal, but it always refers to the main meal of the day.

出典:Dictionary.com – Supper vs. Dinner

つまり簡単に言うと、dinner という言葉は必ずしもその日の時間帯を示すものではなく、場所や地域に左右され、昼に取る食事や夜に取る食事にもなり得るが、ひとつだけいえる事は dinner とはその日のメインの食事だということです。

このあたりに「昼に取る食事のことを dinner と呼ぶ」理由が隠されていそうです。

アメリカの一部では昼食がその日のメインだった

Dinner vs. SupperHow Many Daily Meals Did We Once Eat? の内容に沿い、19世紀頃の歴史的な話をすると、アメリカ南部の農業地帯では、昼に取る食事がメインであり dinner と呼ばれていたそうです。

そして夕方頃に取る食事のことを supper と呼んでいたとのことです。

なぜ夜の食事がメインになり得なかったかというと、それは今とは違い電気が発達していなかったからでしょう。

燃料などを使用し、部屋を明るくしてまで夜にメインの食事を取るというのは、それだけで贅沢 (ぜいたく) な意味合いを含んでいたということです。

結果として、昼食がその日のメインの食事となり、就寝前は軽い食事のみで済ますことになったということです。

現在でも昼食を dinner と呼ぶ地域が存在するのは、この頃の名残だということです。

Supper

supper も一般的には「夕食」と訳されます。

supper には、どちらかと言うと「家庭内の夕食」と言った感じの意味合いがあるようです。

一般的に言う「夕食」ですね。

dinner という言葉には一種のごちそう的な一面を含むので、dinner party という言い方をしますが、supper にはそういった側面はないので supper party とはまず言いません。

日本語でも「ディナー」と言うと、ごちそう的な感じがします。

上で Wikipedia を引用する形で、アメリカやカナダの大部分では dinner と supper を同じものとして扱っていると言いました。

その理由としては、電気が発達し人々が夜遅くまで活動する現在では、夕食が一日のメインである場合がほとんどですし、Twanglish Lesson: Supper vs. Dinner によると、ディズニーチャンネルなどで昼食のことを lunch、夕食のことを dinner などと呼ぶメディアの影響もあり、supper と dinner 両方とも「夕食」として定着していったということです。

ただし、全ての地域でこれらの言葉の意味が統一されているわけではないので、仮に海外に行く機会がある際は、そこの地元の人たちの言い方に従うのが一番無難でしょう。


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