Youの意味は「あなた」だけではない?意外と知られていない他の用法

以下の例文を見てください。

When you watch American TV shows…

アメリカのテレビ番組を観るとき・・・

youである「あなた」が日本語訳にありませんね。これはyouが二人称ではなく、一般的な「人」を指す代名詞だからです。

上記のようなことをネイティブからとっさに言われると、多くの日本人は「But I don’t watch American TV」などとかみ合わない返答をしてしまいます。

この代名詞は頻繁に使用されるにも関わらず、意外と知られていません。

ここでこの「you」を絡めたおもしろい動画をお見せします。

いつ放送されたものかは知りませんが、イギリス出身のジャーナリストでありテレビパーソナリティのピアース・モーガン氏が第45代アメリカ大統領であるドナルド・トランプ氏とやり取りをしています。

トランプ氏はいわずと知られたニューヨークの不動産王であり大富豪です。また3度の結婚を経験している女たらしとしても知られています。

ここでモーガン氏がひとつの仮想的な質問をします。

10年間セックスを絶つという条件で、10億ドル(1ドル100円計算で1,000億円)の小切手をオファーします。

で、どちらを取りますか?というわけです。

そこでトランプ氏が尋ねたのが以下です。

Not even with your wife?

妻ともいけないのですか?

ここで言うyouはまさしく一般用法でのyouです。

それに対してのモーガン氏はそれを冗談で二人称として解釈し、

With my wife?

私の妻とですか?

と返し、大きな笑いを誘っているのです。

英語独特のジョークですね。

ちなみにこのやり取りは日本語への翻訳が不可能です。注釈を付けて対応するくらいしかできないでしょう。

ところで、「トランプ氏は以下のように言えたのではないか?」という疑問が浮かびます。

Not even with my wife?

私の妻ともいけないのですか?

ただしこれは不適切です。日本語訳を見れば分かるでしょう。

my(私の)と付けてしまうと、奥さんであるメラニアさんをあからさまに連想してしまいます。

卑猥なトークで、自身の妻を話題に持ち出すのはいけませんね。

この場合私たち日本人も対象をボカすために、「私の」を付けずに単純に「妻」と言うでしょう。これこそがyouの一般用法に他ありません。

覚えておきましょう。

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